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「東京五輪やめろ!」の大合唱に感じる危うさ、賛成派が世論に今訴えたいこと。これはスポーツ軽視だ

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1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2021/05/19(水) 08:11:38.36 ID:NxBS8t27

選手、関係者、毎日約6万人ものPCR検査が可能なのか?
 来日する選手、関係者には徹底したPCR検査が義務付けられた。「当初は4日に1度」としていたが、「全ての大会関係者に対して出国前96時間以内に2回と日本到着時にPCR検査や抗原検査を求める。入国後3日間は毎日検査する」と変更された。選手のほかコーチ、トレーナー、介助者など、選手と行動する人は、4日目以降も毎日検査が行われる。その数は一日6万人に及ぶ。

 東京都では連日1万数千件程度の検査数なのに、そんなにできるのか?一般の人々の検査に影響を与えないのか、という不安も生じる。それについては、独自の態勢を整えていると、組織委員会は説明した。
「選手村に滞在するアスリート等に原則毎日実施するスクリーニング検査については、選手村総合診療所近くに設置する検体採取センターにて行う予定です。

 また、検体採取センターで行うスクリーニング検査については地域医療体制に支障を生じさせないよう、医療従事者でなくても実施できる唾液抗原定量検査によって行う予定であり、民間による外部委託を予定しております。

 なお、海外から来日する大会関係者については、アスリートに一定の接触がある可能性のある者は原則毎日検査を実施し、その他の者は入国後3日まで毎日検査を行った後、必要な頻度(4日または7日に一度)で検査を行うとともに、14日目に検査を実施することとしています。

 大会関係者等の検査体制は現在、調整中となりますが、地域医療体制に影響を与えない形での実施を検討しています」

 私は、「東京五輪を中止するより開催する方がコロナ対策においても大きな進展がある」という可能性に目を向けることも重要ではないかと感じている。開催するために、これまでになかった施設を作り、これまでなかった数の検査態勢ができる。これはオリンピック後、一般の人々にも活用できるはずだ。

 それ以上に、スポーツがコロナ禍で果たせる役割は必ずあるはずで、ひとりひとりの心身の健康に大きく貢献する可能性を秘めいている。それなのに、スポーツの真の潜在能力に目を向けず、「スポーツをやめろ!」と叫ぶ人たちが多い日本の社会が悲しくたまらない。

スポーツをやめるな!オリンピックをやめるな!
 いま私たちは、最大限、コロナ対策に留意し励行しながら、一方で「できる限り、自分に与えられた仕事や日常生活をやめない、可能な形で維持し続けること」をそれぞれが目指し、最善を尽くしているのではないだろうか。

 誰もが痛みを感じ、影響を受けながら、互いに思いやって支え合う。これが基本だろう。

 ところがなぜ、東京五輪だけは「全面中止」を強いられ、「やめろ」と横暴に叫ぶことがまるで「正論」のような空気になってしまっているのだろうか。スポーツはそんなに悪者なのか?

 背景には、「スポーツは不要不急な行為」「オリンピックは、IOCや一部の政治家、スポンサー企業や広告代理店のお金もうけ」と決めつけ、だから「やめたって構わない」という安易な、そして意地悪な心理が働いていないだろうか。

 東京五輪中止で失われる選手やスポーツ関係者たちの情熱、彼らが失う「人生」そのものへの補償をどうするのか?それに思いを致し、具体的に代案を言及してくれる人もほとんどいない。それはあまりにも無責任だし、スポーツを軽視しすぎている。


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Source: 筋肉速報
「東京五輪やめろ!」の大合唱に感じる危うさ、賛成派が世論に今訴えたいこと。これはスポーツ軽視だ