今月、登別市の集合住宅の敷地内で中学1年生の男子生徒が倒れている状態で見つかり、死亡しました。生徒の母親は部活動でいじめを受けた結果自殺したのではないかとしていて、市の教育委員会は今後、第三者委員会を設置して詳しい経緯を調べることにしています。
警察や登別市教育委員会によりますと6月22日午前8時半ごろ、登別市の集合住宅の敷地内で、市内の中学校に通う1年生の男子生徒が倒れた状態で見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。
登別市では25日、親族や知人が参列して男子生徒の告別式が行われ、このあと母親が報道陣の取材に応じました。
亡くなった男子生徒はサッカー部に所属し、母親は「先輩から“部活を休むのであれば筋トレを30分やれ、動画を送れ”などと言われていたようだ。嫌だとも言えず、迷惑かけないように相談できなかった結果、自分の命を断ってしまった」と述べました。
そのうえで「いじめたつもりはないとしても言われた方はいじめと受け取り、嫌な気持ちになっている」と述べ、いじめを受けたため自殺したのではないかとしています。
市の教育委員会は全校生徒を対象にしたアンケート調査や、同じ部活動の生徒に聞き取りを行っていて、今後、法律や教育の専門家でつくる第三者委員会を設置して詳しい経緯を調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200625/7000022421.html
続きを読む
Source: 筋肉速報
「筋トレを30分やれ、動画を送れ」、サッカー部でイジメを受けていた中1男子が自殺