【スポーツジム】車椅子入店拒否のスポーツジム会社に33万円支払い命令 東京地裁

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1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2021/11/04(木) 20:12:29.00 ID:txKEutDO9

毎日新聞2021/10/28 19:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20211028k0000m040232000c.html

 車椅子での入店を断られるなどの障害者差別を受けたとして、電動車椅子生活を送る小倉秀明さん(62)=東京都新宿区=が大手スポーツジムの運営会社に会員権の復活や慰謝料など330万円を求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。植田類裁判官は、会社側が小倉さんをジムの会員から除名したのは「根拠を欠くもので無効」として、慰謝料など33万円の支払いを命じた。

 一方、植田裁判官は、小倉さん側が「明らかな障害者差別解消法違反」と訴えていた会社側の対応について「不当な差別的取り扱いまで意図したとは認められない」と述べた。ただ、車椅子のまま入店して受け付けをすることを制限したのは「対応が不十分だった」と指摘。合理的な範囲内で代替の利用方法を提案すべきだったなどとした。

 判決などによると、小倉さんは電動車椅子生活になった2013年以降、新宿区のジムを利用する際、受付近くまで車椅子で入っていたが、19年夏にジム側から車椅子をジム入り口の外側に置いて受付まで歩いてくるよう指示された。小倉さんは、手すりを使って歩くことはできたが通常歩行は困難で、従来通り受付付近まで車椅子で入れるよう求めたがジム側は応じず、19年10月、小倉さんを除名して利用を禁じた。

 ジム側は、車椅子で入店しての移動は危険で、小倉さんの暴言などもあったため除名したと主張した。しかし、判決はそうした事実は認められないとして「除名理由に該当する行為は認められない」と判断。小倉さんが一定の精神的苦痛を受けたことも認定した。

 判決後の取材に、小倉さんは「主張が認められて良かった。(判決は障害者差別とは認めていないが)私は障害者差別を受けたと思っており、今後はこうしたことが起きないようにしてほしい」と話した。会社側は「判決書を受領しておらずコメントは差し控える」としている。【平塚雄太】


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Source: 筋肉速報
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