【医療減肥薬】「肥満症」は病院で治す 画期的な治療薬が薬事承認申請中 糖尿病患者が痩せたので手前のメタボで保険適用範囲拡大

「肥満症」は病院で治す 画期的な治療薬が薬事承認申請中
日刊ゲンダイヘルスケア2022年12月28日
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/278547
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(略)
■肥満とどう違う?
 肥満か、肥満症か? その分かれ目は、肥満による健康障害があるかどうか。定義では、「BMI25以上の肥満+11の健康障害の1つ以上」「BMI25以上の肥満で、内臓脂肪型肥満が確認」のどちらかに該当する場合、肥満症となる。
「内臓脂肪型肥満は将来の健康障害リスクが高いため現在健康障害を持っていなくても肥満症とします」(神戸大学大学院医学研究科糖尿病・内分泌内科の小川渉教授)
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■治療は、やはり食事療法と運動?
 肥満症は、BMI25以上の肥満症と、BMI35以上の高度肥満症に分類され治療指針が異なる。
 これまで肥満症の治療は、食事療法、運動療法、認知行動療法が主体。食欲を抑える薬もあったが、効果は不十分だった。
「しかし現在、非常に有効な肥満症治療薬が厚労省へ薬事承認申請中です。それ以外の肥満症治療薬も臨床試験が進んでおり、今後次々と肥満症治療薬が出てくる可能性があります」(小川教授)
 食事療法や運動療法は肥満症治療に不可欠だが、それでは不十分の場合の治療法もあるのだ。
 薬物療法は肥満症、高度肥満症で保険適用され、高度肥満症では外科療法という手もある。
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■肥満症は本人のせい?
「肥満症=自己管理ができない、ではない。肥満症には体質や遺伝子も関係しています。肥満で健康障害がある人は、治療の必要があると考え、専門医に相談してほしい」(小川教授)
 非常に効果の高い薬が近いうちに厚労省へ承認申請中と紹介した。GLP-1受容体作動薬だ。この薬、数年前から自費診療のクリニックでダイエット目的に処方されているが–。
「極めて由々しき問題。現段階では2型糖尿病の薬としてしか承認されておらず、本来の使い方がなされていない。今後、肥満症治療薬として承認されるとしても異なる製剤であり、改めて適切な使用が必要だ」(冒頭の横手教授)
 肥満の正しい知識を。

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Source: 筋肉速報
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