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【悲報】“ムエタイ聖地”ルンピニースタジアムが消滅の危機、発端は1年前の銃乱射立てこもり事件

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1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2021/02/09(火) 09:38:54.69 ID:CAP_USER9

タイ王国の首都バンコク・パトゥムワン区にある、ムエタイの二大殿堂スタジアムの一つ、ルンピニースタジアムが現在、
消滅の危機に瀕している。

タイ陸軍報道官は2月4日、軍関連施設の改革を発表。その内容は軍が所持する施設の閉鎖や使用内容の変更で、
陸軍が運営するルンピニースタジアムもその対象となり、今後はムエタイのイベントを開催せず、スタジアム自体を
別のスポーツ施設に変えてしまうというもの。ボクシング、柔道、テコンドーなどのスポーツ教育の場として利用されるのではと、
現地紙『バンコク・ポスト』が同日に報じている。

この改革の発端は、2020年2月8日に起きたナコンラチャシマ銃乱射立てこもり事件。タイ東北部のナコンラチャシマ市で、
31歳の現役軍人が金銭トラブルで上官らを射殺。その後、軍の施設からライフル銃や実弾を奪い、市街地で市民に向けて
無差別に銃を乱射した。商業施設に立てこもった後、特殊治安部隊によって射殺された。犯人を含む31人が死亡、
57人が負傷し、国内のみならず世界中で報道される大惨事となった。

この事件により、陸軍は組織の抜本的な再編を強いられ、武器庫のセキュリティ対策や福祉制度の向上、所有する
ゴルフコースなどのレクリエーション及びスポーツ施設の管理の見直しを進めていた。

1956年に設立されたルンピニースタジアム(現在のは2014年に建設された新スタジアム)はラジャダムナン・スタジアムと並び、
最高権威を持つムエタイ試合会場。多くの偉大なムエタイ選手を輩出し、日本からもその最高峰を目指し挑戦している。
昨年大晦日のRIZINで1R KO勝利を飾った吉成名高(エイワスポーツジム)が、19年4月に横浜で実施された
ルンピニースタジアム認定のミニフライ級王座決定戦で勝利し、その栄光のベルトを巻くなど、日本の格闘技界にとっても
ゆかりの深い場所だ。

今回の発表に於ける具体的な実施の情報はまだないが、タイの国技とも言えるムエタイのこの代表的なスタジアムが
消滅するとなると、国としても痛手ではないのだろうか。国内外のムエタイ関係者からは反対の声が上がっているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8be428a9e8ecf62f78421ff1d681dea7f00f739f


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Source: 筋肉速報
【悲報】“ムエタイ聖地”ルンピニースタジアムが消滅の危機、発端は1年前の銃乱射立てこもり事件