養成所に入所してから約1か月、奮闘する姿を取材しました。
水上の格闘技といわれるモーターボート。
この道のプロを目指す学校があります。
福岡県柳川市にある全国唯一の「ボートレーサー養成所」。
午前6時、一日が始まります。
●館内アナウンス「起床・起床」
まだ薄暗い中、上半身裸で全力疾走。
「起床の合図」が鳴ってから3分で全員集合です。
●(乾布摩擦の掛け声)ワッショイワッショイ
●野田さん「モーターボート体操用意はじめ! 1、2、3、4…」
元西武ライオンズのピッチャー・野田昇吾さん、第2の人生としてボートレーサーへの挑戦を選びました。
準備運動を終えるとボートの準備や訓練場の掃除に取りかかりますが、ここでも時間厳守です。
●訓練生「あと3分!」
ここまで厳しく管理をする理由は…。
●高野誠教官「一番の理由は危険を伴う競技でありますから、自分の命だけでなく他人の命もかかってますので、ルールを守るとかそういった部分で厳しくなってしまう」
午前8時、「学科」の学習です。
野球一筋で来た野田さん、専門用語を覚えるのにも四苦八苦です。
●野田さん「とんでもないです! とんでもないです、本当に…。(覚える用語は)100~200個はあるんじゃないですか、とにかく書いて覚えてます」
卒業までの関門となる試験は6回、初めての試験が2週間後に迫っています。
まずは基礎となるターンの訓練です。
最高速度が80キロにもなるボートを旋回させます。
ボートに取り付けたカメラの映像を見ても、迫力が伝わってきます。
そして、より難しい「蛇行」の訓練です。
何とかやれているように見えますが…。
●「ボード前集合」
●高野誠教官「整列休め、集合。タイムを計ってみた。40秒切れないと厳しい、判別試験までにあと2週間。その辺も含めて試験と同じように午後はやっていく。いいな?」
●訓練生「はい!」
この日の午後は、風が強く吹き付ける悪天候に…。
教官も「難しい」というコンディションで、野田さんの挑戦です。
出だしは好調でしたが…。
途中、ブイに接触してしまいました。
●高野教官「旋回のとき、一か八か、回れたか回れなかったか、ほぼギャンブルしているのと一緒。自分の旋回半径を把握する! いいな?」
●訓練生「はい!」
家族と離れ、日々奮闘する野田昇吾さん。
一度目の関門がまもなく訪れます。
●野田さん「1回目の試験をしっかり合格できるように、しっかり準備して一つずつクリアして段階を踏んでいきたい」
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Source: なんJ PRIDE
【悲報】元西武野田昇吾さん、ボートレーサー養成所で軍隊のような生活を送っていた…