全ラウンドを通し、ほぼメイウェザーのペースで進行した試合だったが、ローガンは被弾しつつも最後まで立ち続けた。ルールは[判定はなく勝敗はKO・主審によるレフェリーストップあり]だったため、勝敗なし。
この一戦での両者の報酬だが、メイウェザーは約55億円から110億円、一方のローガンは22億円を見込んでいるとそれぞれ試合前に語っていた。PPV長者・メイウェザーの100億円は”いつも通り”とも言えるが、一方のローガンはプロボクシング戦績2戦1敗1分。まさに破格で、トップYouTuberの面目躍如といったところか。
この試合直後に、真っ先にSNSで反応したのが”人類最強”とも言えるUFC世界ヘビー級王者フランシス・ガヌー(34=カメルーン)だ。ガヌーはツイッターで「プロボクシング戦績0勝1敗のローガン・ポールが、エキシビションで2000万ドル(20億円以上)を稼ぐなんてクレイジーだ。俺たちは間違っているのか?(WHAT ARE WE DOING WRONG?)」と質問を投げかけた。
これは「ローガン以下のファイトマネーで戦い続けている俺たちは間違っているのか」という意味にも「ローガンがこんなにも稼げてしまう、俺たちのこの世界は間違っているのか」という意味にも取れる。
このつぶやきには1万件のリツイートと、6.3万件のいいねがつき、コメントには「キャリアを高め、王座を守ることに集中して」「ポール兄弟は(ファイターとしてではなく、あなたのボスの)ダナ・ホワイトと競い合っている、目を向けないで」「ファイターの労働組合を結成しよう」など様々な意見が並んだ。
昨年6月にマイク・タイソンは「ボクシングよりUFCが人気だろ? しかし、UFC選手はトップクラスのプロボクサーより稼いでない」と語り、今年の4月にガヌーとタイソンが対談したさい、ボクシングをやりたいというガヌーに「もっと稼いだ方がいい」とボクシング行きを応援している。
ガヌーは元々目標とするのはボクシング王者だった。カメルーンでボクシングジムに通い、王者を夢見てフランスに出てきたが、紆余曲折があり、何も知らなかった総合格闘技を勧められ現在に至る。UFCでは11勝2敗で勝ちは全てフィニッシュ。18年7月から5戦は全てパンチでKO勝ちしている。
そのパンチは、マイク・タイソンもお墨付き。ガヌーは今年4月、現WBCヘビー級王者のタイソン・フューリーにも挑戦状を叩きつけている。
そんなガヌーから見て、YouTuberポール兄弟たちのビッグマッチはどう映っているのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/42c7dedb3b2003aec488c9d46fa52aebd1d3329b
6/8(火) 18:42配信
続きを読む
Source: 筋肉速報
【悲報】YouTuberローガン・ポールの莫大ファイトマネー22億円に、UFCヘビー級王者・ガヌーが困惑「俺たちは間違っているのか?」