【日本ハム】吉田輝星、甲子園で１軍デビュー…６月７～９日　栗山監督が示唆

　２軍で順調な成長を見せる金の卵について「甲子園で投げる、投げないじゃなくてね」と前置きした上で「今年、阪神戦が甲子園であるっていうのも何かメッセージだろ。野球の神様の」とニコリ。６月７～９日の交流戦、阪神戦での聖地凱旋デビューを期待した。

　「（その時に万全な状態に）もしなっているんであれば、うちの先発投手に比べていい状態になっているのであれば、可能性はある」と指揮官。昨夏の甲子園で金農旋風を巻き起こした右腕は、４月２９日のイースタン・ＤｅＮＡ戦（鎌ケ谷）でプロ最長の４回を投げ無失点。課題だった制球面もまとまりはじめ、今後は中８～１０日の間隔で球数を増やしていく計画。次回は８日の同・ロッテ戦（ロッテ浦和）に登板予定だ。

　右腕の状態によっては５月末の本拠地・ロッテ戦（札幌Ｄ）でデビュー戦を済ませ、甲子園に凱旋する可能性もある。いずれにしろ、平成最後の怪物の１軍デビューは遠くない。