【朗報】海外メディア「他国に比べなぜ日本にとって五輪野球は大事？」への坂本勇人さんの返答ｗｗｗｗｗ

　東京五輪野球日本代表の坂本勇人内野手（３２＝巨人）が、悲願の金メダル奪取へ大きな原動力となっている。オープニングラウンドから準決勝までの４試合に「２番・遊撃」で先発出場し、打率３割８分９厘（１８打数７安打）、１本塁打、４打点の好成績。７日の決勝戦（横浜）でも活躍が期待されるが、大会期間中にはグラウンド外での〝神対応〟によって人知れず侍ジャパンの危機を救っていた。

　巨人の主将が侍ジャパンでも絶大な存在感を発揮している。７月２８日のドミニカ共和国戦（福島）では、白星発進を決めるサヨナラ打。４日の準決勝でも犠飛で先制点をもたらすなど、全４試合で安打と打点をマークし、無敗での決勝進出に大きく貢献した。本人は「（打撃の調子が）上がっているというか、何とか知らない投手を相手に積極的にいく中で（結果が出ている）という感じ」と必死だ。

　大舞台での活躍ぶりに、巨人・原辰徳監督（６３）も５日に「すごく中心選手として強く戦ってくれていますよね」と賛辞を送った。

「勝利」という最高の良薬がチームを日増しに勢いづかせているが、坂本の何気ない〝ファインプレー〟も逆風を未然に防いでいた。それは米国戦にサヨナラ勝ちを収めた２日の試合後のこと。国際大会とあって海外メディアからも質問が飛んだが、その内容はセンシティブとも受け取れるものも含まれていた。

　英語から日本語に訳されて坂本に伝えられた質問は「他の国に比べて、なぜ日本、坂本選手にとって五輪の野球は大事なのですか？」。五輪で野球競技が行われる意義を問うたものとも解釈できるが、球界関係者からは「『なぜ日本だけがプロの選手を並べてガチでやっているのか？』と小バカにした意味に聞こえる。そういう意図だとしたら、頑張っている選手に失礼極まりない。かといって、目くじらを立てて答えていれば、どういう形で日本代表そのものがバッシングされたか分からない。坂本選手の返しはさすがだったと思う」との声も上がった。

　確かに米国代表にメジャーリーガーは皆無で、他国には現役を引退した選手なども含まれている。その点、日本代表はＮＰＢのトップ選手が勢ぞろい。それをやゆするかのような質問にも聞こえなくもない。

　坂本は「いやあ…」と切りだしてこう返答した。

「（新型コロナ禍で）今回開催されるか分からない中で開催されましたし、１３年ぶりにオリンピックで野球が復活したという中でプロ野球ファン、野球ファンは本当に楽しみにしてくれていると思いますし、本当に特別な大会だと思ってやっています」

　最後は「サンキュ～」と言い残してその場を後に。国際大会の経験も豊富な坂本だからこそ瞬時に切り返せた〝満点回答〟だった。泣いても笑ってもあと１試合。歓喜の瞬間はもうすぐだ。