そう力強く言い切るのは、野球評論家・達川光男氏だ。
現役時代は広島で捕手として黄金時代を支え、引退後は広島の監督、阪神、中日のコーチを歴任し、昨年はヘッドコーチとしてソフトバンクを日本一に導いた。そのキャリアを通じて両リーグの野球に精通する達川氏が、「今年はセが勝つ」とみる最大の理由が、「パの投手力の弱体化」だ。
「これまで、交流戦でパの球団が強かったのは、投手力によるところが大きい。過去にはダルビッシュ有(32、現カブス)、田中将大(30、現ヤンキース)、大谷翔平(24、現エンゼルス)といった球界を代表する速球派エースがおったし、昨年も西武の菊池雄星(27、現マリナーズ)が交流戦3試合で防御率0.86(2勝0敗)と抜群の出来じゃった。
普段からええピッチャーと対戦しとると、対策を練るバッターも育つ。ソフトバンクのヘッドコーチになって、選手たちがマシンを150km以上に設定して練習しているのを見た時は驚きましたよ。だから、パの打者たちは交流戦には自信を持って臨めていた。ところが、今年のパは全体的に投手の層が薄くなり、不調の主力も多い。これはセのほうが有利じゃろうね」(以下、カギ括弧は達川氏)
その上で交流戦の優勝候補には、意外にもセで最下位争い中のDeNAを挙げる。理由は調子を上げてきた主砲・筒香嘉智(27)に加え、投手陣の陣容にあるという。
「近年のパの打者は左投手に弱い。5勝をあげ、防御率1.63のエース・今永昇太(25)に加え、濱口遥大(24)や東克樹(23)、石田健大(26)と左を揃えとるDeNAが交流戦で一気に立ち直る可能性は十分あると思うよ」
信頼できるソースやぞ
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Source: なんJ PRIDE
【朗報】達川光男「今年の交流戦はセが強い。優勝候補はDeNA」