【衝撃】村人はマッチョだらけ 貧困脱出へ「筋肉は裏切らない」

901e577f290ebde2c616db91d920f49c

1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2019/02/25(月) 20:30:30.83 ID:jlg10WQ/9

https://www.sankei.com/smp/world/news/190225/wor1902250002-s1.html
男性の多くが筋力トレーニングに日夜励む村が、インドの首都ニューデリー近郊にある。村の運動施設には若者が集まって日々、汗を流しており、「インド最強の村」(米CNNテレビ)との異名もとる。トレーニングに余念がない理由は、肉体を鍛えることで村人たちに職が生まれているため。流行語となった「筋肉は裏切らない」をまさに地でいく世界がインドにあった。

「2~3年で屈強な男に」
ニューデリーから車で1時間ほどの村「アソラ・ファテプル・ベリ」。人口4000人程度の集落だが、普通の村と違うのは、毎日午後3時過ぎになると、若者たちが続々、運動施設に集い始めることだ。
施設は村人たちがお金を出し合って整備したもので、30人程度がさまざまなトレーニングを行う。「みんな自らを鍛えることを愛しているし、何より生活のためなんだ」と、リーダーの一人であるタンワルさん(22)は話す。

トレーニングは、力をつかさどるとされるヒンズー教の神ハヌマーンへの祈りから始まり、スクワットや腕立て伏せといった基本的な筋トレから、インドの国技「カバディ」などメニューは豊富だ。

鍛錬に励む村人たちは酒もタバコも避けて、主に果物やナッツ、ヨーグルトなどを中心に摂取する菜食主義を貫く。トレーニングは「ハヌマーンの日」である毎週火曜日を除いて、ほぼ毎日行われている。「2~3年もトレーニングをこなせば屈強な男になれる」とタンワルさんは自信満々だ。

「筋肉ネットワーク」で職探しも
アソラ・ファテプル・ベリは、もともとは農業中心の貧しい村だった。運動が盛んな地域ではあったというが、一帯で筋トレが本格的に注目されるようになったのは、1990年代のことだ。「腕力や体力が新たな仕事に結びつくという発想が生まれた」と、村人の男性は話した。

村人たちは筋力増強に励んだ結果、ナイトクラブやレストランで用心棒や警備員としての職を得ることができた。インドの経済成長に伴ってデリー首都圏が発展するにつれ、職も増えていったという。トレーニングが午後3時過ぎから始まるのも、暑さが一段落してからという理由以外に、ガードマンは夜通し働くため、午前中は休息していることが多いという事情がある。

最近では意外な職も見つかった。インド映画制作の中心地ボリウッドから、役者として村人を起用する例が出始めたのだ。印英字紙ヒンドゥスタン・タイムズは「警備員を生み出すことで知られたほこりっぽい村は、屈強な男優を求めるボリウッドの熱い求人の場となっている」と報じた。
まさに筋トレが村の風景を変えたといえる。「かつては貧しくて病院に行く金もなかったが、今は病院が必要ないほど健康だ。そしてみんなハンサムだろう。すべて鍛錬の成果だ」と村出身の警備員、ラジュさん(50)は話した。

貧困からの脱出
インドは年7%を超える経済成長を遂げているが、貧困はなおも深刻だ。インド政府は人口の21%を貧困層と認定。世界銀行によると、7億人以上が1日3・2ドル(354円)以下で生活しており、貧富の格差も拡大する傾向にある。
「インド全体から見れば、私たちは職が得られて極貧の村ではないかもしれないが、まだそれでも豊かとは言い切れない」と話すのは、100回のスクワットで汗を流したシンさん(25)だ。将来の夢は企業家だといい、そのための勉強も続けている。

多くの村人は、生活が安定すれば、将来的に教育に回せる資金が増え、貧困から脱出できると考えている。シンさんは「そうした流れがうまくできていけばいい」としたうえで、「そのためにはまず体を鍛えるのがベストだろう」とコメント。腕立て伏せに臨んでいた。

lif1902250003-p1


続きを読む

Source: 筋肉速報
【衝撃】村人はマッチョだらけ 貧困脱出へ「筋肉は裏切らない」