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【連載・変わろう、野球――筒香嘉智の言葉】年々性能を上げる金属バットの功罪

吉岡金属バット

引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1562049087/

1: 風吹けば名無し 2019/07/02(火) 15:31:27.05 ID:xSKjG7nQp
 高校からプロ野球へ進んだ打者の多くが、プロ入り後にまず経験するのが、打球が思うように前に飛ばないことだという。プロ10年目のシーズンを送る横浜DeNAベイスターズの主砲・筒香嘉智外野手もその1人だった。今でこそ日本を代表する打者となったが、1軍に定着したのは2014年のこと。横浜高では通算69本塁打を記録し、“超高校級”とまで言われた男でも、1軍で打率3割、20本塁打を記録するまで5年を要した。

「THE ANSWER」では「変わろう、野球――筒香嘉智の言葉」と題した連載で、筒香の言葉から27歳スラッガーが抱く野球界、そしてスポーツ界に伝えていきたい思いを紐解いていく。第3回は「金属バットが持つ弊害」だ。

 今年1月、自身がスーパーバイザーを務める硬式野球チーム「堺ビッグボーイズ小学部」の体験会に参加した筒香は、野球界に対する問題提起の一つとして「金属バット」について触れた。

「日本では2017年、夏の甲子園のホームラン記録が更新されました。もちろん、優秀な打者が記録を破ったのですが、バットのおかげで飛んだ打球も目にします。これは子ども達のためになっていないと思います。木製バットに変わってから苦労するのは子ども達です。事実、僕も慣れるまでに時間が掛かりました。周りでも苦労した選手を何人も見てきましたし、克服できずにキャリアを終えてしまう人もいました」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190702-00065551-theanswer-base

2: 風吹けば名無し 2019/07/02(火) 15:31:42.01 ID:xSKjG7nQp
 日本の高校野球では、横浜高や大阪桐蔭高など木製バットでの打撃練習を取り入れ、ボールを芯で捉える打撃を心掛ける高校もある。だが、小中学生の頃から金属バットを使っている選手も多く、バットにボールを当てるだけの打撃から抜け出せず、木製バットになると差し込まれたりバットが折れたり、打球が前に飛ばずに苦労する。筒香は「せめてアメリカで使われている飛ばない金属バットを取り入れることが、子ども達の打撃のスキルアップにつながるんじゃないかと思います」と提案している。

 筒香によれば、飛ばない金属バットの導入は、投手や守備陣にも好影響を与えるという。

「現状では、小さい頃から投手が長打を恐れるために、直球勝負ではなくて変化球で躱すピッチングをしているように思います。打球が飛ばなくなれば、投手は変化球に頼らずにストレートの制球力で勝負することができる。その結果、球数が減り、肩肘への負担も減るのではないかと思います。守備でも、打球速度が落ちれば、野手は打球にチャージしなければいけないので、1歩目の反応を速く、的確な判断をする必要がある。金属バットの弊害を受けているのは、打者だけではないと思います」

4: 風吹けば名無し 2019/07/02(火) 15:31:55.61 ID:xSKjG7nQp
 また、性能が高い金属バットは、値段も1本あたり約3万円以上と高く、保護者の経済的負担は大きい。その上、明日の試合でヒットが打てたとしても、将来に繋がる打撃技術が身に付きづらいのであれば、筒香が言う通り「弊害は大きい」と言えそうだ。

 確かに、ド派手なホームランが飛び出せば、試合は大いに盛り上がる。だが、そのホームランが技術によるものなのか、バットのおかげなのか、はたまた子ども達の将来に繋がるものなのか、大人達が考え直してみる必要がありそうだ。

8: 風吹けば名無し 2019/07/02(火) 15:32:56.94 ID:gbiRdxM40
木のバット、割と簡単に折れるしその割に高いし
今以上に金持ちしか出来んスポーツになってまう


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Source: なんJ PRIDE
【連載・変わろう、野球――筒香嘉智の言葉】年々性能を上げる金属バットの功罪