記者会見が9日(水)都内にて行われた。
このメインイベントに元PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル(43=ロシア)vs元UFC世界ライトヘビー級王者
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン(41=アメリカ)の一戦が発表された。
ジャクソンは「皆さん元気ですか?一番好きな国で戦えることに対し凄くテンションが上がっている」と2006年2月のPRIDE.31での
勝利以来の日本での試合に、そう答えた。そしてヒョードルと対戦することについては「一番好きな国でファイターはヒョードル。
だからオファーがあったときは変な気分だったが、とにかく日本でもう一度試合がしたかったので日本で試合ができるのであれば
誰であろうと良いという気持ちだった」とコメントした。
ヒョードルは「大好きな国、日本でもう一度ファイトできることを嬉しく思っている」とし、日本でのラストマッチについては「19年前に
来日し試合をして本当に日本が好きになった。日本そして世界の皆様にしっかり目に焼き付けて頂けるように、最高に美しい試合に
なるよう最大限の努力をして挑む」と意気込んだ。
この試合はケージかリングになるかは未定という。
また、事前発表でヒョードルが日本で最後の試合になるとコメントしていたが、引退については「もうリタイアを考え始めている。
元気だし体調は良いが、年齢的にそろそろ時期かもしれないと思っている。スコット(ベラトール代表)との間で、最後を飾るツアーを
いつかしなくてはいけないと話はしたことはあるが、時の経過と共に(引退時期は)明確に見えて来ると思う。大好きな日本のファンの
皆様にもう一度ツアーを行って、最後に日本に皆様に応援しサポートして頂ける機会を作れたら幸せだと思う」とコメント。
ベラトールとヒョードルはこの試合を含めて3試合契約があり、その他の試合は海外、最後は母国ロシアで計画されているため、
再契約がない限り、今のところ事実上、日本では最後の試合。ヒョードルも残すところ、あと3戦となりそうだ。
ヒョードルは2000年5月にプロデビューしデビュー翌年から約9年間、無敗を誇り、「60億分の1の男」、「人類最強の男」、「氷の皇帝」と
呼ばれ人気を集めた。15年大みそかのRIZIN旗揚げ戦でもシング・心・ジャディブを一蹴し、日本のファンに健在ぶりを見せつけた。
しかし、今年1月のベラトールでライアン・ベイダー(米)に1RでKO負けを喫し、年齢から去就が注目されていた。ヒョードルは、
日本のリングは約4年ぶりとなる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191009-00000007-gbr-fight
続きを読む
Source: 筋肉速報
【Bellator×RIZIN】エメリヤーエンコ・ヒョードルの対戦相手はクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンに決定