元プロレスラーで参議院議員としても活動したアントニオ猪木(77)の喜寿を祝う会が20日、都内のホテルで開催。
公式YouTubeチャンネル『最後の闘魂』を開設したと発表した。
祝う会の終盤にVTRが流されると猪木が現れて「元気ですか~! 元気があればなんでもできる」と語りかけると「YouTuberになります」と発表。
突然のYouTuberデビューが明らかになり、会場にはどよめきが。
最後は「アントニオ猪木『最後の闘魂』チャンネル、登録よろしく!」とYouTuberらしく締めくくっていた。
チャンネルは、きょう20日に開設。
内容については「ほぼ毎週、アントニオ猪木の言葉を、そのままインターネットの世界にお届けします」とだけ記され、猪木らしく謎を残したままだった。
また、この日は同ホテル内で日本プロレスの歴史、選手を後世に残していくための中立組織『日本プロレス殿堂会(NPH=Nippon Puroresu Hall of Fame)』の発足会見も行われた。
藤波辰爾、長州力、天龍源一郎らが出席した。
長州は猪木への熱い思いも吐露した。
「昭和の時代のファンの見方、今の時代のファンの見方は違うのかな。でも、力道山先生から始まって、いつの時代のプロレスも1つ同じことが言えるのは、夢、元気を与えていることじゃないですかね。それは、いつでも同じだと思う。これからも夢と元気を与えながら」と変遷はあるがプロレスの持つ普遍性を語る。
その上で「話はそれちゃいますけど、日本の国民栄誉賞をアントニオ猪木がもらえないのか不思議ですね。これほど夢や希望を与えた。(ジャイアント)馬場さんが健在でしたら馬場さんも」と首を傾げる。
「健康なうちに、そういう話が上がってほしい。一アスリートをやっていた感覚から言わせてもらえれば、あまりにも最近の国民栄誉賞は何の基準かわからない。メダルを取ったり、記録を伸ばしたら国民栄誉賞なのか。それも違ってくる。夢や希望、国民に力を与えている、そういう人物がいてもいいんじゃないか」と持論を展開していた。
NPHは日本のプロレス文化伝承、その歴史を創ってきた先人、レジェンドの功績を後世に伝え、敬い、引退したプロレスラーの人生をサポートしていくことを目的する。
賛同メンバーとしてジャイアント馬場さん、アントニオ猪木、藤波辰爾、長州力、天龍源一郎の名前が含まれ、運営は二世会、日本プロレス殿堂会実行委員会が行う。
ゆくゆくは法人化する予定。
特別協力は東京スポーツ新聞社、週刊プロレス、ブロンコス、ニコニコプロレスチャンネルが務め、協力団体に新日本プロレス、全日本プロレス、大日本プロレス、DDT、DRAGON GATE、プロレスリング・ノア、2AW、WRESTLE-1が名を連ねる。
「日本プロレス殿堂会」とともに『日本プロレス殿堂会サポーターズクラブ』も発足する。
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Source: 筋肉速報
アントニオ猪木(77)、YouTubeチャンネル開設を発表「YouTuberになります!」 長州力「アントニオ猪木に国民栄誉賞を」