肉体派俳優として活躍していたケイン。最近はテレビゲームを生かし、ゲーム実況で視聴者数世界一を獲得したことも。ゲーマーが競い合う「eスポーツ」界でも注目の一人となっている。
そんなケイン、18歳の時、父で俳優のショー・コスギと共に米国から来日。父は撮影終了後に帰国したが、ケインは残って役者の道へと進んだ。
しかし、日本語が流暢に話せないため、役者業は困難を極めることに。さらにアルバイトでも注文を取れないなど弊害が出てしまい、バイト代は月に3万円と極貧状態が続いていた。
来日して5年目、23歳の時に帰国を決意する。そんな失意のどん底にいた時、テレビ番組「筋肉番付」の存在を知り、マネージャーへ
「最近、鍛えてるからこんな番組出たいんですけど、ちょっと連絡してみて」と頼んでみることに。マネージャーがすぐさま電話で番組サイドに交渉したところ快くOKをもらえたという。
最初は「ダルマ落とし」のコーナーに参加。さらに様々な競技に呼ばれるようになった。ケインは成績もよかったこともあり、
「最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦 芸能人サバイバルバトル」への出場を打診されることに。
すると、初参加でいきなり頂点へと上り詰め、ケインの状況は一変した。
現在までトータルで12回出場。「芸能人サバイバルバトル」で1位5回・2位2回、「プロスポーツマン大会」で1位1回・2位2回の好成績を収めている。
「芸能人」なら1位、「プロ」なら2位まで車がもらえるため、ケインは全8台の車を獲得。それらの車は、「人にあげたりしていた」そうだ。
また、賞金もあり「プロ」は優勝すると500万、「芸能人」は200万だった。最初の頃は極貧だったということで
「これ優勝したら1年間生活できるから、勝たないといけない!」と鼻息を荒くしていたそうだ。
また、ケインが出演していた「リポビタンD」のCMは、実はオーディションによって勝ち取ったとも明かした。
オーディションではお昼どきの芝公園で、おなじみの「ファイト―!いっぱーつ!」の掛け声を叫んだりもしたという。
「筋肉番付」効果がないとは言えないが、実力でつかみ取ったポジション。
「日本に来てから一番印象に残っていた憧れのCM」だったこともあり、決まった時は「スゴいうれしかった」と振り返っていた。
http://news.livedoor.com/article/detail/16448240/
2019年5月12日 20時16分 スポニチアネックス
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Source: 筋肉速報
ケイン・コスギ 若き日の極貧生活を激変させたヒラメキ「最近、鍛えてるから…」