引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1529534267/
W杯で最も大切なことは初戦で負けないこと。最善を尽くしてのドローはいい。しかし、絶対に負けてはならない。日本の勝利は完璧な幕開けとなった。いや、この勝利にはそれ以上の価値がある。なぜなら相手はコロンビア。H組最強と目され、今大会でも4強候補と見られていた。
確かに相手選手がハンドで退場となり、87分間を10人で戦うことになったが、それでもコロンビアはMFロドリゲス、FWファルカオを擁した才能に満ちあふれるチーム。それに10人を相手の戦いは常に絶対有利とは言えない。特にボールを扱う技術に優れたコロンビアのような相手の場合は、1人欠けても難しい試合になる。だからこそ、価値あるものなのだ。
同点とした後、10人の相手は、命懸けで勝ち点「1」を守ろうとした。その相手を打ち破るには、忍耐と的確な戦略が必要だ。しかし日本は、忍耐と戦略は無論のこと、勝利への執念も見せた。決勝点を奪った気力とフィットネスの高さは、今回のW杯を通じて「日本は敬意を払うべき相手である」というメッセージを放った。ベスト16の可能性は素晴らしいほど高まった。
けれども、弱点も潜む。今後も難敵が控える現状で、その弱点はしっかり指摘しておく。まずは同点弾を許したGK川島のミス。あれを見れば、セネガルとポーランドが弱い日本のGKを標的にするのは間違いない。そして勝ち越した後の守り。かなり怪しい守備だったが、点を奪った後、最終ラインを下げすぎて、相手に有利なポジションを無条件に与えすぎるのが原因だ。
◆マーク・オグディン 1974年10月10日、英国マンチェスター近郊のバリー生まれ。43歳。通信社勤務を経て、2009年から英高級紙「デイリー・テレグラフ」のマンチェスターU(マンU)担当。マンUのファーガソン監督勇退のスクープで、13年英スポーツライター・オブ・ザ・イヤー受賞。イングランド代表担当として10年南アフリカ、14年ブラジル大会などを現地取材。
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Source: なんJ PRIDE
セネガルとポーランドが弱い日本のGKを標的にする 英紙「デイリー・テレグラフ」オグディン記者