トップアスリートが「1日1食」と決めている脳科学的な理由「食べないほうが集中できる」

42104_main

1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2020/11/07(土) 21:50:28.94 ID:MOGj+1AA9
☆内村航平選手が1日1食である科学的な理由

たとえば私の場合、ボトムアップ系の欠乏状態をトップダウン系に生かす方法として、大好きなコーヒー
を利用する。大好きなコーヒーが目の前にあるのに、見るだけで飲まない。飲みたいと思っているときに
ドーパミンの量は最大値になる。

ポイントは、まずはこの状態に「気づく」ことが第一段階である。次にその「飲みたい」状態にあるボトム
アップのモチベーションを、どこに活用したいのか意識的に誘導する。この「注意のシフト」をトップ
ダウンで指令するのが第二段階である。別の理由で最大化したドーパミンに気づいたときに、自分がいま
やりたい仕事に意識を向けることで転用するのだ。ドーパミンが出ている状態は変わらないので、うまく
いけばドーパミンの効能をやりたい仕事に活用することが期待できる。これは訓練によって可能になる。

少し空腹感があるときのほうが、仕事や勉強の効率が高い感覚をお持ちの方も多いのではないだろうか。
ドーパミンが前頭前皮質に作用し、集中力を高めるからだ。空腹状態のドーパミン性を、自分の意図した
対象にうまくシフトできたなら、集中力の高まりも期待できる。

体操競技の内村航平選手は、1日1食しか食べないそうだ。あまり食べないほうが集中できるという。
そういうアスリートも多いが、これは理にかなっている

☆空腹を認識したら10分だけ集中する

宗教的に見ても、飢餓や断食によって脳内の反応が変わる可能性がある。それがパフォーマンスなどに
影響を及ぼすこともあるだろう。もちろん、宗教的な意味合いはともかく、報酬的な機能も果たしつつも
あなたの意思とは関係なく脳が何かを欲したり、求めたりする状態は、ドーパミンを誘導することで注意力
や記憶定着効率を高める効果や、新たなものをクリエイトする能力の増大効果も期待できる。

とはいえ、長期にわたって断食するのは辛い。モチベーションを高めるためにいきなり断食するのは現実的
ではない。空腹状態に気づき、注意のシフトをするのに慣れないうちは、単に強いボトムアップモチベーション
が優先され、注意力が分散してしまい、パフォーマンスを下げる。

そこでたとえば、まずはお昼休み直前にお腹が空いた状態を認識したら、これはチャンスと考え、残り10分間
だけでも集中してみるなどはいかがだろうか。空腹を感じたときのドーパミンを少しずつ活用することから始
めるのがお勧めだ。きっとその10分は、高い集中力を発揮するはずだ。

☆大切なのは他者のマネではなく自分が高揚する刺激

試合に臨むアスリートが、お気に入りの音楽で気分を高揚させている姿を目にすることがある。そして世の中
には「モチベーションを高める音楽」も紹介されている。だが、他人に「モチベーションが高まる」と薦めら
れる音楽を聞くより、自分の感覚で自己が高まる音楽を選択するほうがいいだろう。自分の「モチベーション
が高まっている」感覚と、本当に「モチベーションが高い状態」との間にそれほど誤差はないだろうし
何よりも実際に自分が高揚する刺激が大切なのだ。

当然、アニメや漫画、音楽にこだわる必要もなく、他の題材でも、自己の体験でも構わない。

どのような題材であろうと、まずは自分の高まるモチベータを探すことが重要である。自分の感覚と感情を
大切にし、自分の高まるものを発掘することが重要だ。

(一部抜粋)
https://president.jp/articles/-/40063


続きを読む

Source: 筋肉速報
トップアスリートが「1日1食」と決めている脳科学的な理由「食べないほうが集中できる」