■代打で登場、弾丸ライナーで右中間へ
6-1と点差の開いた六回2死二塁。球界最年長、43歳のベテランは、代打コールに沸き上がる歓声を背に打席に向かった。中日・福留のフルスイングから放たれたのは、弾丸ライナーで右中間席に突き刺さる“ただいま弾”。大喝采を感じながら、ダイヤモンドを駆け抜けた。
■「最初のひと振りで仕留められたのはプラス」
「今日は代打のつもりで、そういう(チャンスの)場面でも、っていうことがあるので、自分のタイミングであったり、そういうのも考えながら打席に入って。最初のひと振りで仕留められたのはプラスになる」
■オープン戦初安打が復帰1号
カウントは1ボール2ストライク。秋吉が外角に投じた125キロスライダーを力強く振り抜き、トドメを刺した。開幕前最後の3連戦に向けて18日に合流し、19、20日は先発出場してともに3打数無安打。7打席目でようやく出たオープン戦初安打は、14年ぶりの“古巣復帰後第1号”だ。竜戦士としてこの球場でアーチを架けるのは2007年6月11日のロッテ戦以来。実に5032日ぶりだった。
■与田監督「球界最年長がいい刺激を与えてくれた」
与田監督も「素晴らしかったね、本当に。ああいう本塁打を含めて勝負強さを期待しているし、ベテラン、球界最年長がいい刺激を与えてくれたと思う」と称賛した。開幕に向けては左翼がまだ埋まっておらず、根尾らが繰り広げる争いに割って入る。武器は経験だけでなく、広いバンテリンドームをものともしない、衰え知らずのパワーも。
開幕オーダーの9人に名前が並んでもおかしくないところまで、状態は上がってきた。「(一発が)出ないより出るに越したことはないので、ホッとはしますけど、じゃあそこで良かった、っていうのではなく、気を引き締めてやっていけたらと思います」
オープン戦は最高の形で締めくくった。23年目のシーズンも、1軍の舞台で輝く。(須藤佳裕)
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Source: なんJ PRIDE
中日・福留あるぞ開幕スタメンwwwwwwwwww