井上貴子「いやらしい写真を撮られたくないんだったら、プロレスを辞めたらいいじゃん」

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女神たちの伝説I 井上貴子 [DVD]
井上貴子
ローランズ・フィルム
2018-03-02


1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2023/09/04(月) 18:27:25.83 ID:QPLVgtUS9

1988年に全日本女子プロレス興業(以下、全女)でデビューした井上貴子(LLPW-X)の名前を世に知らしめたのは、写真集だった。90年代初頭に訪れた空前の写真集ブーム、ヘアヌード解禁という時流に乗って、デビュー2年後の20歳で初トライ。45歳までで、通算10冊も出版した(デジタル写真集も含む)。

四半世紀もの長きにわたって、“売れるオンナ”であり続けた貴子が明かす、オールヌード写真集の撮影秘話、そして“プロ意識”の話。《NumberWebインタビュー第2回/#3に続く》

 出過ぎた杭は打たれないことを知った。まだ20歳。現役女子プロレスラー初のオールヌードに挑戦したのは、23歳。その後は高水準を保つために模索、発案、挑戦、探求を重ねた。アイドルレスラーから写真集クイーンの座に就くまでに、時間はかからなかった。やがて、被写体でありながらセルフプロデューサーとしての才覚も見せはじめ、道なきところに道を創っていった。(中略)

試合中の“ファンの撮影”への思い
――それでも、挑戦はしたいという気持ちが勝るんですか。

貴子 やっぱりね、評価されるとうれしいから。パブで載せた週刊誌の人気ランキングで、「上位だった」とか「1位だった」とかって聞くと、人って欲が出るからさ、次もやろっかなぁってなっちゃう。

――男性ファンはどんな気持ちだったんだろう。卑猥な内容のファンレター、局部狙いのカメラ小僧が増えたとか、そんな変化はありましたか。

貴子 これは私がおかしいのかもしれないけど、いやらしい写真を撮られたくないんだったら、プロレスを辞めたらいいじゃんって思っちゃうんだよね。だって、露出が高い格好で試合をして、リングでは360度グルリと囲まれているから、(選手が)足を開いた側に座ってるお客さんもいるわけですよ。プロレスで、足を開かないわけにはいかないからね。今ってSNSですぐに上げられてしまうから、嫌な人は嫌かもしれないけど、私たちの時代は、写真を撮ったその人、その仲間だけが楽しんでるものだから。世には出ないからいいやって思ってました。

「写真集は私にとってエロを超えた“作品”なんです」
――今は、どうですか。

貴子 もう私を撮る人がいないかもしれないけど(笑)、撮られてもなんとも思わないです。逆に、その顔を載せないでよって思っちゃう(笑)。何枚も撮ってんだったらさ、もっといい顔があるでしょって。

――そっちですか(笑)。写真集を出版したことによって、偏愛的なアプローチをしてくる男性ファンは増えましたか。

貴子 いました。SMプレイの本みたいな切り抜きを送ってきて、「これをやりたい」と、そういうアピールをしてくる人がいました。けど、写真集は私にとって作品なんですよ。エロいものであっても、エロを超えた作品。V(ビデオ)をやらなかったのは、写真集という作品性にこだわったから……だったんです。(※デビュープロジェクト以外の完全撮りおろしセミヌード映像作品は、03年発売の「BODY&SOUL」のみ)

〈写真集という武器を手に、女子プロレス界で独自の地位を築いた貴子。しかし朗らかな雰囲気で進むインタビューの中で、突如口にしたのは思いもよらない言葉だった。更年期障害とコロナ鬱でよぎった「自死」――。一体彼女に何があったのか? 「第3回」に続く〉

ソース ナンバー
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6ae36d90fc2e756baa6bee25e932b8a60e20d43?page=1
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20230902-00858613-number-000-2-view.jpg?exp=10800


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Source: 筋肉速報
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