「ぶっとばさないとダメ」
朝倉兄弟のYouTubeも見る。
「何回か見ました。面白かったですね。なんだったかなあ。ぼったくりバーに行くシリーズとか、へずまりゅう(迷惑系YouTuber)とのスパーとか…」
それでも格闘家を兼ねているYouTuberの映像を素直に楽しむ心境にはなれない。
正直に言えば、朝倉兄弟にはむかついている。
「あの兄弟、調子に乗っているので、ぶっとばさないとダメですね(笑)」
――兄の朝倉未来は負けました。
「それについては別に何も思わないですよ」
兄の朝倉未来は11月21日に大阪城ホールで行われたRIZINフェザー級王座決定戦で修斗世界フェザー級王者の斎藤裕に判定で敗れた。
「修斗チャンピオンの斎藤裕選手が強かったということ。ペースをつかみ手堅く勝ったという印象ですね」
同じく修斗出身の堀口にすれば、溜飲を下げた一戦だったのかもしれないし、それが弟の海戦へつながる序曲のようにさえ思えるのだが、堀口は気にもかけていなかった。あくまでも標的は…朝倉海である。
リモート取材の画面に現れた米国フロリダにいる元2冠戦士は、約束の時間にほんの少しだけ遅れたことを詫びた。リング上で近寄りがたい殺気をまとうファイターは、スイッチを切れば、いつも誠実で何を聞いても柔和な顔をしている。
現地時間午後9時。聞けば練習が押したという。
「海戦のプランをトレーナーと練っていました。今日は自分の弱点をどう克服するかという話を」
榊原信行CEOが「RIZIN史上最大のリベンジマッチ」と称する朝倉海との大晦日決戦が近づいている。
「一回負けているんで何も言えないけど“次は見てろよ、この野郎”って感じですかね(笑)。互いに打撃系の選手なんで打ち合いになるのかもしれないが、打撃や寝技に固執するのではなくトータルで戦うことになると思います」
昨年8月の名古屋。右カウンター一発で倒された。その一撃で記憶が飛び、試合のことは何も覚えていない。だが、朝倉海には入り際の癖を見抜かれていた。
「誰だって癖はありますから」
コンビを組むATTのトレーナー、マイク・ブラウン氏は、逆に朝倉海の弱点を発見したという。
「欠点を見つけてくれました。こっちがこう動けば、相手がどう動くか、という中でね」
ブラウン氏も来日予定。最終調整を見てもらい当日のセコンドにもついてくれる。それが何より心強い。
12/6(日) 6:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/db16f7cea22ccac7fe9dcdfa71951dfb090f8574?page=1
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Source: 筋肉速報
堀口恭司「あの兄弟、調子に乗っているので、ぶっとばさないと」 朝倉海とRIZIN史上最大の大晦日リベンジ戦