引用元: https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1598974052/
<巨人3-2DeNA>◇1日◇東京ドーム
このままペナントレースが終わってしまうと思えるような試合だった。首位を独走しつつある巨人の逆転候補の1番手は、戦力的に整っているDeNAだと思っていた。しかし、その厳しさを思い知らされた。
嫌な予感がしたのは、最初にDeNAのオーダーを見た時。2番中井と7番大和は、両選手の持ち味を生かせる打順ではない。今試合前まで中井は打率3割1分5厘で出塁率は3割5分1厘。打席数は57と少ないが、それなりに好調なのだろう。しかし機動力は使えないし、小技を駆使するようなタイプではない。一方の大和は、打率2割7分2厘、出塁率3割1分1厘とともに中井より低いが、機動力がある。7番に置き、8番に投手の上茶谷では機動力が使いにくくなってしまう。巨人菅野をまともに打ち砕くのは難しい。戦力的に機動力を使いにくいチームなのに、自ら機動力を封印してしまうようなオーダーだった。
7回2死二塁では、8番上茶谷に代打を送ったが、9番だったらもう1イニング投げさせられた。球数は85球で投球内容もよかっただけに中継ぎ投手を1人、温存できた。
DeNAの野球は評論はできても解説が難しい。その裏、パットンが1死から8番に四球を与え、投手コーチがマウンドへ。9番は菅野だから、かなりの確率で送りバント。バントを決められた後、坂本をどう攻めるかの指示なら理解できるが…。9回無死一塁で代走の増田大が送られると、ウィーラーの初球は外角の直球。盗塁されたくないための配球だろうが、勝負どころであまりにも単純すぎる。結果、外角の直球を狙い打ちされ、ピンチを広げてサヨナラ負け。巨人に一泡吹かせてやろうという心意気は感じなかった。(日刊スポーツ評論家)
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Source: なんJ PRIDE
宮本慎也「DeNAの打順は自ら機動力を封印してしまっている」