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新庄監督が貫く実戦主義の信念 日本ハムを〝最短距離〟で最強軍団へ


1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2022/02/07(月) 05:33:22.36 ID:CAP_USER9

2/7(月) 5:15配信
東スポWeb

練習終了後、グラウンドにトンボをかける新庄監督(東スポWeb)

 日本ハム・新庄剛志監督(50)が、6日に名護キャンプ初実戦となる紅白戦を行った。一死満塁の場面からスタートさせた意図を「野手が一番力む場面だし、打てば自信にもなる。守備側も一番緊張する。すべての練習になる」と説明した。キャンプを通して貫かれている「練習のための練習をしない」徹底した実戦主義。アイデアマンであるビッグボスが、弱小チームを最短距離で強化するための意識改革がそこに集約されている。

 やはりサプライズの連続だった。プレーボールと同時にすべての状況が一死満塁。投手と打者だけでなく、守る野手全員も一球たりと気が抜けない。選手個々の気の持ちようで、ピンチにもチャンスにもなる場面だ。

 新庄監督は「この場面の練習は(自分が)現役の時からやったほうがいいと思って取り入れた」と説明。投手は打者3人との対戦を2セット、打者は2打席ずつ経験し、それぞれの結果と課題に向き合った。

 ビッグボスによると「打ったらどれだけうれしいか。ピッチャーも抑えたらヨッシャーってなるじゃない。現役時代に僕は大好物だったので。一死満塁で続けていけば、ノーアウト、ツーアウトでどれだけリラックスできるか。やっぱり一死満塁だとゲッツーがあるから、そこで成長していける。打てなかったら悔しいんです。で、さらに練習してもらう」というのがこの練習の狙いなのだという。

 キャンプ初日から貫かれてきた実戦への強い意識。指揮官は口酸っぱく「練習のための練習をしてほしくない。練習を試合のようにやってほしい」と言い続けてきた。

 ブルペンではすべての投手に「ここは(開幕戦の)ペイペイドームだと思って投げろ」とささやき、野手にも試合で使わない山なりの送球を排除するため、キャッチボールから低く、速く、強い送球練習を徹底。中継プレーを想定した3人一組のリレーキャッチボールも通常メニュー化させている。前日5日の総合守備練習での設定は「27アウト」を取るまで。状況も「8回一死満塁。守備側が2―1で1点リード」とより具体的で実戦的だった。

 問題あるプレーが出れば、すかさず金子野手総合コーチが「一死満塁だけど、誰がランナーなのかを確認して次を考えろ!」とチェック。選手間で状況確認の徹底がされていた。新庄監督も練習中は常に目を光らせ「二塁ランナーはリードをもう一歩半大きく」「センターとライトの距離が空き過ぎ」などと細かい指示を飛ばしている。

 一見、サプライズが大好きで、目立ちたがり屋の指揮官が、突拍子もない仕掛けをしているだけのような印象も与えるが…。いずれも理にかなった〝新庄流〟の改革で、今は形になっていない弱小軍団が、最短距離で強くなろうとしている。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/94a80e3ef2c97a64db9a80d34b862e861b4cca8c


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Source: 筋肉速報
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