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松山英樹と大谷翔平 世界で成功できる肉体改造と柔軟性の秘密

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1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2021/05/11(火) 07:51:08.28 ID:CAP_USER9

 日本人として初めてマスターズを制した松山英樹と、MLBでも二刀流を実現しつつある大谷翔平。世界最高峰のスポーツシーンで大活躍する彼らに注目すると、「体が大きくなった」ことに気づく。かつては世界との体格差を補うため、日本人は細かい技術で闘うなどと言われたが、いま世界の舞台で闘うためには、日本人も世界基準のパワーが必要不可欠となっている。

 昨年2月のMLBスプリングトレーニング(ST)に筋骨隆々の姿で現われ周囲を驚かせた大谷。体型はその後も維持しており、今年のSTでは体重102kgだった。この時点でMLB挑戦時からは5kg、日本ハム入団時からは16kg増量だが、現在はさらに巨大化しているようだ。5月3日、大谷に本塁打を打たれたレイズの投手・グラスノーは試合後、こう証言している。

「僕は104kgだけど僕よりはるかにデカいよ。絶対109kg以上あるはずだ」

 今や他のメジャーリーガーをも驚かせる体格なのだ。また松山も、日本ツアー時代より約10kg増量。マスターズ初出場の頃(2011年)と比べると約20kg増となる肉体改造に成功した。

 ゴルフは競技の性質上、パワーよりテクニックが重要だと考えられがちだが、それは大きな間違いだ。R&AとUSGAのレポートによると、ここ20年で主要ツアーの平均飛距離は約20ヤード伸びた。それに合わせてコースも伸び、500ヤード超えのパー4も珍しくない。実際、マスターズが開催されるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは全長7445ヤードにもなる。飛距離を稼げなければ勝負にならないのだ。

 世界で闘うにはパワーが不可欠という時代。大谷も松山も最先端のトレーニングや食事指導により、効果的に筋肉をつけ体重を増やしてきた。だが闇雲に体を大きくするばかりでは、ケガのリスクを孕む。プロ野球・オリックスの山岡泰輔投手のパーソナルトレーナーを担当する、野球パフォーマンスアップのスペシャリスト・高島誠トレーナーが解説する。

「筋肉をつけた結果ケガをするのは、筋肉で可動域が狭くなっているのに、無理して以前と同じ動きをしようとするからです。軽自動車にF-1のエンジンを載せたからといって速く走れるわけではなく、足回りなどを強化しなければ車体が耐えきれず壊れてしまいますよね。それと同じで、筋力トレーニングをして“出力”だけ上げても意味はなく、人間も“足回り”を強化しなくてはなりません」

その足回りに相当するのは「身体の柔軟性」(高島氏)。つまり、関節の可動域の広さだ。かつては筋肉を大きくすることばかりに重きが置かれていたが、現在の理論では、可動域を広げるトレーニングも重視されている。

 大谷、松山が成功できた理由もこの「柔軟性」にある。松山はプロ転向1年目で故障したことをきっかけに、近年は入念なストレッチを心がけている。元々体が硬かったが、現在は直立状態から両足を前後に180度開脚できるほど股関節が柔らかくなった。

 一方、大谷の身体の柔軟性は日本時代から有名だ。両手の甲を腰に当てながら、両肘を正面に向けることができるほど肩関節の可動域が広い。大谷も松山も、強くて大きいだけではなく、“しなやかさ”も兼ね備えた肉体を武器に闘っているのだ。

「心・技・体」という名言があるが、世界で戦うアスリートに求められる順番は「体・技・心」。そんな時代がやってきている。

文/田中周治

※週刊ポスト2021年5月21日号

https://news.yahoo.co.jp/articles/c79c57346537905735589ba811c0b7adeb325bc6
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Source: 筋肉速報
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