[2020年8月24日7時0分]日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202008230001057.html
主演映画「きみの瞳が問いかけている」で、1から学んだ迫力のキックボクシングのシーンを演じる横浜流星
主演映画「きみの瞳が問いかけている」で、1から学んだ迫力のキックボクシングのシーンを演じる横浜流星(左)
映画「きみの瞳が問いかけている」でキックボクシングのシーンを演じた、左から栗秋祥梧、炎出丸、小笠原瑛作、1人おいて横浜流星
横浜流星(23)が、主演映画「きみの瞳が問いかけている」(三木孝浩監督、10月23日公開)の劇中で、極真空手で世界一になった当時のライバルと共演したことが23日、分かった。
横浜が演じたキックボクサー塁の対戦相手を演じた与座優貴(22=橋本道場)は、キックボクシングの大会「KNOCK OUT」などで活躍する現役選手。横浜は2011年11月の極真会館主催の「第7回国際青少年空手道選手権大会」13・14歳男子55キロの部準々決勝で与座に勝ち、優勝し世界一となった。横浜は「与座君とは極真時代に1度戦ったことがあり、戦友と違った形で会って共に作ることが出来たことが、うれしかったです」と喜んだ。
横浜は撮影にあたり、1カ月かけてキックボクシングのトレーニングを行った。「キックボクシングで必要な筋トレをキックボクシング指導の山口さんやプロの選手の方々に教えて頂き、10キロほど体重を増やしました」と肉体改造を振り返った。
加えて、手、ヒジによる顔面への攻撃が認められるなど、極真空手とはルールも技術も違うキックボクシングの技術の習得にも取り組んだ。「空手とは全く体の使い方が違うので、一からパンチ、蹴りの打ち方を学びました」。格闘シーンでは、空手で磨いたキレのある上、下段蹴りはもちろん、顔面へのフック、回転肘打ちからのKOシーンなど、現役キックボクサーさながらの技術を披露し、迫力のシーンを演じた。
横浜の対戦相手は、16年に旗揚げし“神童”那須川天心(22)ら実力派キックボクサーも参戦歴があるキックボクシング大会「KNOCK OUT」の選手、与座が務めた。兄弟キックボクサーの小笠原裕典・瑛作、栗秋祥梧、炎出丸といった、大会を代表する選手たちの1人して与座も名を連ねた。
横浜は、「第7回国際青少年空手道選手権大会」13・14歳男子55キロの部で優勝後、俳優の道に進んだ。一方、与座は16年に極真会館主催「第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会」軽量級で優勝すると、翌17年にも同「第6回全世界ウェイト制選手権」軽量級を制し、世界王者となった。18年の第35回全日本ウェイト制選手権では中量級に階級を上げて準優勝したが、19年にキックボクシングに転向。それぞれの道でステップアップを続ける2人がスクリーンで再会した。
横浜が中学3年で世界一になった時、与座は中2、那須川は中1で、ともに練習会などで切磋琢磨(せっさたくま)していたという。それから9年がたった。横浜は「久々に会った与座君は、めちゃくちゃ体がデカくなっていて、礼儀正しくて、これからもっと強くなるんだろうなと思い、彼の活躍にも期待しています!!」とエールを送った。
与座は「自分は以前、横浜さんが世界一になった大会で対戦して敗れているという過去があり、横浜さんが芸能界で活躍されておりとても刺激をもらっていました」と語った。その上で「自分自身、世界王者になり、映画の舞台で再会することができ非常にうれしく思います。今後もステージは違いますが、横浜さんの活躍に追いつけるよう精進していきます」と横浜との再会を喜んだ。
横浜は「改めて格闘技は素晴らしいものだと思いましたし、皆さんとエキストラさんのおかげでリアルで迫力のあるシーンになったと思う」と、与座らと作り上げた格闘シーンに誇りを持っている。
(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
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Source: 筋肉速報
横浜流星「うれしかった」極真空手の宿敵と映画共演