橋下徹氏、スポーツ界のロシア選手締め出しに苦言「一般国民、文民の交流は途絶えさせちゃいけない」

3/28(月) 9:31
スポーツ報知

橋下徹氏、スポーツ界のロシア選手締め出しに苦言「一般国民、文民の交流は途絶えさせちゃいけない」

　２８日放送のフジテレビ系「めざまし８（エイト）」（月〜金曜・午前８時）では、ロシア軍のウクライナ侵攻について特集した。

　開催中の世界フィギュア選手権始め国際的なスポーツの大会でロシア選手シャットアウトの動きが続いていることについて、コメンテーターとして出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「対ロシアですが、戦争を終わらせるためには戦闘で相手を倒すか、もしくは経済制裁で相手側を瓦解させるか、政治的に妥結をするか、それしかないんですけど、重要なポイントは国民意識だと思います」と発言。

　「経済制裁でロシアを追い詰めていくのは、もちろんその通りだと思いますが、いわゆる一般国民、文民の交流は途絶えさせちゃいけないと思う」と続けると、「僕はロシアの主張、ロシアの正義なんて、まったく認めませんが、ウクライナ・ロシア戦争も見方、見え方は我々西側諸国とロシアでは全く違います。彼らは彼らの正義というもので動いているわけですから。そういう時にロシアで影響力のある軍人じゃない文民を西側諸国に呼んで、西側がどう考えているのかをロシア代表的な人物、選手に感じてもらうのは重要だと思う」と話した。

　その上で「たった１回、２回の交流でロシアの考え方が変わるとは思えませんが、それを繰り返すことによってロシア国民の意識が少しでも変わり、これからの将来に向けて、暴挙を犯さないためにも文民交流というものは途絶えさせてはいけないと思う」と話すと、「今、スポーツから何から全部（ロシアを）シャットアウトしている流れですけど、経済制裁に反しない範囲で文民交流は続けるべきだと僕は思います」と続けた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b916a3dd1e2104f52dbe197b3e447915ddb16f72