アジア大会で金メダルを獲得するなど、柔道で活躍した秋山は、2004年の「Dynamite!!」で総合格闘技転向。
HERO’S、DREAMに参戦後、2009年からUFCと契約し3度のファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得するなど激闘を繰り広げた。
UFC戦績は2勝5敗。2015年11月のUFC韓国大会で秋山はアルベルト・ミナと対戦しスプリット判定で敗れた後、続く韓国大会での出場を希望していたが、その機会は訪れず、2018年年末にUFCを離れ、今回のONE出場となった。
3年7カ月ぶりの試合に臨む秋山のONE初陣の相手はMMA8勝3敗のアギラン・タニ(マレーシア)。
2018年7月には後のONE世界ウェルター級王者ゼバスチャン・カデスタムを相手に3Rまで粘り強い戦いを見せている。
23歳の新鋭を相手に、ONEウェルター級(83.9kg)で43歳の秋山は、どんな戦いを見せるのか。
ケージではなくリングで行われるONEで秋山はタニをコーナーに詰めることができるのか──試合を16日後に控えた秋山に聞いた。
タレントとして活躍するなか、ファイターとして「フェードアウトしていく可能性もあったのでは?」と問われた秋山は「自分もそう思っていた」と気負いなく語り始めた。
自分より20歳若くタイトルマッチ経験者でもあるタニを相手に実戦感覚を取り戻して戦うことができるのか──自問自答する秋山は、練習後の囲み取材で「不安だらけ」と吐露しながらも、「すごいキツいけど、楽しい」と笑顔を見せた
フェードアウトしても食ってはいける。でもすっきりしない部分があった
――6月15日に中国・上海でのONEの試合が決まって、実際に本格的に追い込みを初められたのはいつくらいからですか。
「2~3カ月前くらいですね」
――2015年11月のUFC以来、3年7カ月ぶりの試合となります。実際に動いてみての感触は?
「正直、半年前だと動けると思ってやってみたのが、結局、動けなくて、それがずっと続いていて、4カ月前でも全然、動けない。
3カ月前になって、ようやくその2カ月分が貯金になってやっと動けるようになって、みたいな感じです。遅かったですね、動けるようになるタイミングが」
――実戦形式に近い形のスパーリングもされたのでしょうか。
「はい。海外に行ってやったり(※ハワイ、タイのタイガームエタイで練習)、それこそ松倉(信太郎)選手とか打撃の上手い選手と一緒に、打撃の勘やタイミングであったり、
間合いであったりをやりつつ、思い出しながら、自分で確かめながら確認しながらやってきました。少しずつですけど、確実に持っているポテンシャルが上がっている感覚はあります」
――UFCの次の韓国大会がなかなか決まらず試合間隔が空くなか、正直なところ、秋山選手は現役選手としてはこのままフェードアウトしてしまうのかな、と思っていました。
「ああ、全然、自分も思っていました。(周囲の)みんなもそう思っていたと思いますけど、自分もそう思っていたので」
――それを、今回のような話があって、もう一回、気持ちを持ち上げようと思ったのはどこにありましたか。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190531-00010000-gonkaku-fight
5/31(金) 0:03配信
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Source: 筋肉速報
秋山成勲「『本当にあいつ43歳なのか?』っていう動きが出来たら」=6月15日上海大会でONEデビュー