筋トレブームでプロテイン増産へ　メーカー、栃木に工場

栄養補助食品販売のエクスプロージョン合同会社（横浜市）は、栃木県小山市に初の自社工場を建て、「粉末プロテイン」の増産を目指す。これまでは外部に生産委託していたが、近年のトレーニングブームで販売が急増。需要に応えるため自社生産に切り替え、生産量を従来の3倍超の年1万トン以上に増やす。
乳製品の製造過程でできる副産物のホエイを主原料とする「ホエイプロテイン」を生産する。小山市が造成した「小山東部第2工業団地」の約1万3000平方メートルの土地を2021年に買収し、工場を建設。23年4月から稼働を始めた。

同社は現役パワーリフティング選手の大谷憲弘氏が13年に立ち上げた。粉末プロテインやエナジードリンクを自社のオンラインショップやアマゾンなどのインターネット通販で展開している。

従来は自社工場を持たず、生産は外部に委託していた。新工場の生産能力は月間最大2000トンで、年間では従来の3倍を上回る1万トン以上の出荷を目指す。

「国内製造にこだわり、安全性と価格の安さを両立しているのが当社のプロテインの特徴」と大谷氏は話す。価格は直販の場合、3キログラム入りで1袋6999円。国内大手メーカーの同種商品と比べると4割程度安いという。

物流コストを徹底的に削減しつつ、直販やそれに近い販売方法をとることで中間マージンを抑え、低価格を実現している。広告費もなるべくかけず、口コミで人気を獲得してきた。定番のミルクチョコレート味をはじめ30種類の豊富なラインアップをそろえ、ユーザーを飽きさせないようにもしてきた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC051TD0V00C23A6000000/

まぁ筋トレするかゆうて必ずしもプロテイン飲んでるわけじゃないけどな