現役の格闘家でありながら、地元や都内に道場、接骨院を合わせて5つ経営するなど、実業家として成功。
地域へ恩返しするべくNPO法人を立ち上げ、無料で格闘技を教えるなど青少年育成に心血を注いでいたが、こうした活動をより大きなスケールで、ダイレクトに実現するために決断した。
おじの昭洋氏は長らく市議を務め、議長にまで上り詰めた人物。
桜井家は400年以上の歴史を持つ名家で、明治時代には戸長(庄屋などから選ばれた小区ごとの役人)を務めた家柄だ。
先祖には江戸時代に私塾を開いて地域住民に学を授けた者、地域一の剣道の達人、周辺を測量して地図を作製した者、校長もおり、実家近くの小学校には開校に尽力した先祖の偉業をたたえる石碑が立つ。
桜井は「ご先祖は斬られたら終わりの世界で生きていた。意識はしていなかったが、自分が風に吹かれて行き着いた先も、やられたら終わりの世界だった。
道場をやっているのも、ご先祖と同じだし、行政に携わりたいと考えたのも自然なことなのかも。遺伝子のせいかな」と苦笑する。
主な政策は2点だ。1つ目は教育。当地はサッカーで有名な流通経済大があり、多くのJリーガーが巣立ったほか、
スポーツクライミングの女王・野口啓代(30)、大相撲・荒磯親方の元横綱・稀勢の里(32)が育つなど、一流スポーツ選手を輩出している。
桜井は「スポーツ健康宣言都市として、世界に羽ばたける人材を育成したい。
私は道場で多くの選手を育ててきたし、キックボクシングの那須川天心(20)からマラソンカンボジア代表の猫ひろし(41)らまで幅広い人脈があり、講演などを通じて子供たちに夢を与えられる。
国会には橋本聖子さん(54)、馳浩さん(57)らスポーツ出身の議員がいらっしゃるが、龍ケ崎で私がその役目を担いたい」と説明する。
2つ目は街づくりだ。「市の玄関口にあたる佐貫駅周辺があまりに寂しい。特急で上野から30分、特別快速で40分のアクセスの良さを生かせず、周辺に後れを取っている。
ここを整備してイベントスペースを造り、他地域から人を呼び込んで、経済的に潤う仕組みを構築したい」という。
桜井は毎年、2000人規模の格闘技イベント「マッハ祭り」を主催しており、集客のノウハウを持つ。
「以前、地元で開こうと思ったが、会場がないためにやむなく牛久で開催した。できれば現役のうちにこの町でイベントを開き、地元に経済効果をもたらしたい」と熱っぽく訴えた。
現在、月イチで全国を回って講演会を開いており、他地域で見聞きしたいい点は、どんどん市政に取り入れるつもりだ。
レスラーの澤田敦士(35)はマッハ道場で鍛えられ、その後に千葉県我孫子市議へと羽ばたいた。はたして“野生のカリスマ”は、政治の世界で本領を発揮できるのか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190415-00000005-tospoweb-fight
4/15(月) 10:21配信
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Source: 筋肉速報
総合格闘家・桜井“マッハ”速人が市議選出馬「人材育成」「地元の経済活性」に意欲