青木真也、K-1開催への批判に持論!「自粛を要請って言葉として変じゃない?」「ステイホーム」な空気は気持ちが悪い」

1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2020/04/30(木) 20:39:04.92 ID:jTyFU8oO9
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新型コロナが猛威を振るう中、エンタメ業界を始め興行の中止が相次いだ。もちろん、それは格闘技の世界でも同じである。

 まさに、開催自体の意義が問われる渦中の4月17日、AbemaTVにて「今」だから「格闘技」を!のコンセプトの元、「Road to ONE:2nd」が生中継された。メインを務めたのは元ONE世界ライト級王者の青木真也と柔術家の世羅智茂。その試合後のマイクで「死にたくねえ? 負けたくねえ? だったらずっと家にいろよ」と、世間に一石を投じた青木真也。そんな彼に、リモート取材を通して今の心境を聞いてみた。

◆「ステイホーム」な空気は気持ちが悪い

――まずは開催自体に賛否両論が飛び交った「Road to ONE:2nd」の経緯について、教えてください。

青木:4月12日にニューピアホールというところに決まっていたんですけど、それが4月17日にずれて、次の会場はライブハウスだったんです。でも、緊急事態宣言後に会場を発表してしまっていたので、会場にクレームの電話が殺到したんです。ライブハウスに対してリスクがあるだろうって。結局、別の都内某所で開催になりました。

――格闘技の無観客試合って、選手からしたらどんな感じなのですか?

青木:選手にとって無観客は超やりにくいよ! だってお客さんの反応がわからないから。暗闇で試合しているみたいな感じだから。

――久々の格闘技のイベントでしたが、どのような手ごたえがありましたか?

青木:今回は、世間と戦って面白かったかな。やっぱり、プロレスとか格闘技って世間と戦ってなんぼだと思うんですよ。社会になにか投げかけた。社会とこう「わちゃわちゃやってる感」が楽しかったですね。

――今回、興行が開催されたことへの周りの反応はどういったものだった?

青木:厳しい反応も多いですよ。その分喜ばれる反応もあるし。二極化していますよね。コロナ秘密警察みたいなメンツと、おおらかに楽しいことを楽しむメンツと。

――青木選手自身に浴びせられるバッシングもありますよね……

青木:はい。バッシングは、ぶっちゃけますけど、この前みたいなマイク(死にたくねえ? 負けたくねえ? だったらずっと家にいろよ発言)をやると誤解曲解もあって、「けしからん!」と、みんな言うわけですよ。

――でも、昨年の試合での「36歳になって、家庭壊して、好きなことやって、どうだお前ら羨ましいだろ」発言と比べると、今回は世間に対してのマイクに感じましたね。それは今の時代を意識しての発言ですか?

青木:僕自身が、今の「ステイホーム」みたいな空気を気持ち悪いと思っている。みんながみんなっていう風潮を、気持ち悪いと思っているわけ。みんなが通勤ラッシュを避けて、リモートで仕事できるわけじゃないわけじゃないでしょ。正論でいると、家でステイホームしている方がいいけど、裕福である程度働かなくても平気な人が「ステイホーム」って言っても響かないし。

 みんなが同調圧力で正論に逃げてる。正論っていうのは、こういう時に一番叩かれないこと。ウィルスに罹らないってことで言えば、家に居続ければいいんだけれど。そもそも、「人が生きるって、そういうことじゃないよね」って思うんですよ。人間的な生活っていうのは、なにか文化的なことも必要だし、楽しみがないと生きていけない。結局、そういうところを逃げて上から「ステイホーム」と言ったところで、「そんなもんじゃないでしょ」って気持ちは、僕はある。

――しかし、今回の新型コロナは死への恐怖もあると思いますが。

青木:あ、そうそう。死にたくないのも当然わかりますよ。だったら家にいればいいんだよ。と僕は思います

つづく

日刊SPA! 2020年4月29日 15時50分
https://news.infoseek.co.jp/article/spa_20200429_01662790/


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Source: 筋肉速報
青木真也、K-1開催への批判に持論!「自粛を要請って言葉として変じゃない?」「ステイホーム」な空気は気持ちが悪い」