青木 で、ぶっちゃけ僕のことをどう思ってます?
福田 まぁ、ぶっ飛んでますよね(苦笑)。やはり印象深いのが2009年の「Dynamite!!」で廣田瑞人選手に勝った(右上腕を極めて一本勝ちで廣田選手は骨折)。
までは良かったけど、敗者に向かって「中指を立てる」という。
青木 (大きく2,3度頷いて)いやぁ、アレは実によかったですよね。
福田 いや、「よかった」というか……。当時、青木さんを応援していて、もちろん勝って欲しかったのですが「え、勝ったのに……」って。
応援している自分がなんとも言えない気持ちになって。
青木 ごめんなさい。じゃあ、格闘技に何を求めているのですか?
逆に散々罵り合っていた二人が試合後に握手をしたら、なんか「ダマされた気持ち」になりません?
福田 そういうことですか……。
青木 最近のバカな奴は、試合後に握手した後に、写真を一緒に撮ったりするでしょ? あれやったら、格闘家としては終わりですよ。
福田 ちょっと長いスパンでの話をすると、この前、長州さんと藤波さんが仲良くしてたんですよ。あれはちょっと嬉しかったですけどね。
青木 「今は」ね。
福田 試合が終わったら「ノーサイド」というわけではないんですね。
青木 短いスパンで仲良くしてたら仕事になんないっすよ。
あれはここ10年、20年の格闘技シーンの中でも印象に残るシーンだったと思います。その意味で「よかった」と。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00010012-abema-fight
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Source: 筋肉速報
青木真也「廣田戦で骨折って中指立てたのはいいシーンだった 格闘家が試合後握手する必要なんてある?何を求めてんの?」