引用元: https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1586009584/
巨人・原辰徳監督(61)の東海大相模高、東海大の後輩でもある長谷川国利氏(57)が1日付でスカウト部長から編成本部付部長に配置転換された人事は、球団外からも同情論を呼んでいる。
アマチュア球界に広い人脈を持ち、エースの菅野智之投手(30)の入団に大きな貢献を果たすなど辣腕を振るってきた名スカウトの事実上の更迭劇。
原監督はかねてから「ウチのスカウトはどうなってるんだよ。上位指名の選手がみんなケガをする」と戦力になっていない状況に不満を漏らしていた。
指揮官が懐刀のスカウトへの不信を深める大きなきっかけになったのは、3日の紅白戦(ジャイアンツ球場)で先発したドラフト2位の太田龍投手(21)=JR東日本=だった。
昨年のドラフトは阿部慎之助2軍監督(41)への禅譲を前提として高校生中心の指名。そんな中で太田は獲得した8選手(育成2人含む)中、即戦力として期待した、ただ一人の社会人投手。190センチ、93キロの雄大な体格から最速153キロの角度ある剛球を投げ込むという触れ込みだったが、新人合同自主トレ中の1月にコンディション不良に陥り、実戦初登板は3月12日の紅白戦までずれ込んだ。
原監督は12日の紅白戦後、「社会人だよな? これくらいは2月1日に投げてなきゃいけない」とバッサリ。即戦力とはほど遠い現状にいらだちを隠さなかった。
この日、実戦初先発で4回2/3を1失点にまとめた太田に「全体的にもう少しパワーアップすることが必要かなと。まだスピードも出るはず」とさらなる上積みを求めている。
ただ、15年の原第2次政権の終焉とともに査定担当に配置換えされていた長谷川氏は、指揮官の第3次政権発足とともにスカウト部長として復帰した経緯がある。
「長谷川さんは気の毒。スカウトは勝負に行く選手を、早ければ小学生のころから見続ける。大学や社会人を経由しても見る。去年指名した選手のデータのほとんどは、前体制の元で集められたもの。スカウトに復帰して1年で結果を出せというのも酷な話」と他球団の古参スカウトは同情的だ。
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Source: なんJ PRIDE
ドラ2太田に不満 巨人のスカウト部長更迭劇に他球団から同情の声