巨人の小林誠司(29)が3日のDeNA戦でまたもスタメン落ち。これで4戦連続のベンチスタートとなった。
今季は59試合でスタメンマスクをかぶり、オールスターにファン投票で選ばれたが、6月26日からの広島3連戦がケチのつき始め。26日の鍬原、27日の田口と先発が2試合続けて初回に4失点を喫し、27日は1打席も立つことなく、代打を送られた。試合後の村田ヘッドコーチは「投手だけの責任じゃない」と怒り心頭だったから、“懲罰交代”ともっぱらだった。
しかも、翌28日には同い年で厚い信頼関係にあるエース菅野とのコンビでも、5回4失点と結果を残すことができなかった。さる巨人OBが言う。
「リードについてはかねて批判対象になることが多かったが、首脳陣は打撃面も問題視している。3、4月は一時は首位打者に躍り出るなど、打率・357と打ちまくったものの、5月以降はサッパリ。打率は・230まで急降下した(5月・130、6月・143)。小林はしかも、バントもうまいとはいえない。犠打成功率は・714。成功率は8割を超えるのが一般的なのに、これも首脳陣の評価を下げる要因になっている」
ここ4試合のスタメン捕手は、新人の大城が3試合で宇佐見が1試合。ともに打撃を買われている。この日は大城が全イニングを守り、宇佐見は代打で勝ち越し二塁打。高橋監督はこの宇佐見について、「代打でもスタメンでもチャンスはある。打撃が持ち味だから」と褒めた。チームは小林抜きで3勝1敗と好調をキープ。このままでは小林の存在価値は下がる一方だ。
「菅野とコンビを組んだときに、攻守でアピールをすることができるかどうか。でなければ、いよいよ正捕手の座を剥奪され、『菅野専属捕手』として大城や宇佐見のバックアップ要員になりかねない。菅野とのコンビ解消さえ浮上してくるでしょう」(前出のOB)
ちなみに、小林は今回のオールスターでは、選手間投票でも2位の会沢(広島)に約200票の大差をつけてトップだった。チームの中と外でここまで評価が分かれる選手も珍しい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000019-nkgendai-base
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Source: なんJ PRIDE
4戦連続スタメン落ち 巨人・小林の“正捕手復帰”は菅野次第