引用元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1699574257/
(Ado)ということで、フリートークですが……いや、難しいですね。フリートークの時間は。まあね、なんかいろんな日々を過ごしてはいますけど。最近ね、私、レコーディングをする機会がさらに多くなりまして。なんかちょっとね、「歌ってみた」をたくさん録ることになりまして。なんか結構スタジオに週4ぐらいで入りびたるようになりまして。で、そもそも私、レコーディングを1人で行ってるんですけど。わかりますか? どういう意味か。「わかんない」って言ってますね(笑)。
「1人でレコーディング」っていうのは……皆さんが想像されるレコーディングって、なんかブースがあって、エンジニアさんがいて。なんかよくわかんないつまみをいじるエンジニアさんがいて。たとえば「Adoさん、入ります。よろしくお願いします」みたいな感じで、ぬるっと入ってきて。で、エンジニアさんが1人、2人いて。で、他の、楽曲を制作した方とかがいらっしゃったり。あとはそれこそディレクターとかがいらっしゃって、事務所の方とかがいて。何人かの大人に見守られながら、もうひとつのガラス越しの部屋に入って。で、マイクスタンドの前で歌って。「そこをもう1回、やって?」みたいな感じでダメ出しさ0ながら録っていくっていうのが一般的だと思うんですけど。
私も正直、昔はそれを想像してたんですよ。歌を録っていくっていうのは。かっこいいじゃないですか。そんな、もう「アーティスト、歌を録っています」っていう感じだしね。そういう風に思ってたんですけど……なんでこうなっちゃったのかっていうと、私もそれを体験したことがないのか?って言われたら、そんなことはなくて。1回2回ぐらいはそれを体験したことがあるんですよ。
ディレクターさんがいて、そのブースに入って、FIRST TAKEみたいな感じでマイクが置かれてて。そこで精神統一して「スーッ……お願いします」って言って。「♪♪♪♪」って流れて「ラララーッ♪」ってやる感じ。あれ、やってたんですけど……まあ歌のレコーディングって一発録りでなくて、フレーズごとに録ったりするので。
で、だからあるフレーズを録り終わったら……たとえば『新時代』だと「新時代はー、こーの未来だー♪ せかーいじゅう、全部変えてしまえばー♪ 変えてしまえばー♪ はい!」っていう感じで区切って録っていくんですけど。なんか、エンジニアさんに……それは『新時代』を録ってる時じゃないんですけど。たしかデビュー前ぐらいの話なので。なんかいろんな歌を録っていて。エンジニアさんに「はい! 今の、いい感じですね」って言われた時に「うん? 本当に?」って思っちゃって。なんか「ええっ、嘘つけ! 今の割と、下手だったぞ?」みたいな。自分的には本当にそう思っていて。
なので自分のタイミングでうまく録音できない。「ああ、それを続けていくのか」って私はね、17歳の時に思い。「ヤバい……無理だ!」って。で、無理だと思ったら「よし、駄々をこねよう!」ってなって。私は駄々をこねて。「すみません、1人で録らせてください……」って言って。ガキが駄々をこねて(笑)。それで、宅録スタイルというんですか? いわゆる自分が使ってるパソコン、MacBookを持っていって。個室のスタジオに入って。なんか机とマイクスタンドとマイクがセットされてるわけですよ。
で、そこにパソコンとマイク……マイクっていうかインターフェースをガチャッて繋いで。それで1人で録るっていうスタイルを私は取っていますね。「えっ、それだとディレクターさん、いないじゃん? どうしてるの?」っていう話ですが。それの役割を私は自分でしているっていうか。いわゆる、セルフディレクターというか、セルフプロデュースみたいなところがあって。そう。自分が「これがいいな」って思ったフレーズを自分で生み出していって。
で、データのやり取りとかも「はい、出来ました」って言って。なんですか? そのままGigaFileとかでLINEにぺって貼り付けて。「今日は終わります」って言って帰るっていうスタイルを取っていまして(笑)。別に私、これは特別なことじゃないなって思ったんですけど。なんかこれを話とすごい驚かれることが多くて。改めて説明させていただいたんですが。そういった形で録っていまして。なんで、自分でディレクターの役割をしてるんで、そういう録り直しとかもなく。それで自分が納品したものがエディットされて、うまいことミックスされて皆さんが聞いてる音源としてリリースされるという感じでね、レコーディングの作業をしているわけでして。
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Source: なんJ PRIDE
Adoちゃん、レコーディングを全て1人で行なっていることが判明する