K-1やDREAMなどで活躍したメルヴィン・マヌーフが3人の侵入者を確保、カーチェイスの末に窓を拳で叩き割る

K-1やDREAM、HERO’Sなどでも活躍した、メルヴィン・マヌーフ（45=オランダ）が、自宅侵入した3人をカーチェイスの末、
警察に引き渡した。オランダの地元メディアが報じた。

マヌーフはその人間離れした身体能力や相手を一発でKOする豪打から“猛獣”などのニックネームで呼ばれた。
元Cage Rage世界ライトヘビー級王者や元IT’S SHOWTIME 85kg MAX世界王者の肩書を持ち、現在はBellatorで活躍している。

マヌーフは今月28日（現地時間）午後、自宅に侵入しようとしていた3人の男を発見。近づくマヌーフに気づいた3人は、
車に乗って逃走を試みるも、マヌーフも車で追跡した。

目撃者曰く「時速100km以上」の速度でカーチェイスを繰り広げた末、男たちの車に後部にマヌーフの車が衝突。
両車とも道路脇に滑落した。
車を降りたマヌーフは「車から出てこい」と呼びかけるも、3人は降りず。マヌーフは窓を拳で叩き割って3人を降ろし、
両ヒザと両手を地面に着かせ、警察が来るまで確保したと言う。

3人は、1週間前にもマヌーフが留守にしている間、敷地内に入っており、その様子が防犯カメラに映されていた。
マヌーフによると、当日にも家の前で同じ男たち、同じナンバープレートの車を発見し、彼らが逃げようとしたので追いかけたとのことだ。

マヌーフはメディアに「俺は正しい判断を下したが、彼らは間違った判断を下した」と語っている。

マヌーフはこの件で、刑事責任を問われる可能性があると言う。

これについてマヌーフは「残念だ。しかし、もし強盗が押し入り、妻や子どもを傷つけたなら俺は自分を許せない。俺の家族に
手を出してはならない。これは最優先ルールだ。そのようなことをしたら、彼らは償わなければならない」と語った。
　
今回の件で、マヌーフは拳に軽症を負ったと言う。マヌーフは5月6日、Bellatorのパリ大会で元UFCファイターのヨエル・ロメロとの
対戦を控えている。怪我が治り、そして司法に拘束もされず、無事参戦出来るのか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6db866efe868cf7fc3f90fd684834f06dce58cfc

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