前日に急遽出場が決まった元UFCファイターの“エロツヨ”中井りん(33)=修斗道場四国=が、ダイヤモンドローズ・ザ・ロケット=タイ=を圧倒し、1回、腕十字固めで勝利を収めた。
前日の計量で2.3キロオーバーで失格となったKINGレイナ(23)=FIGHT CLUB 428=の代役として直前の出場決定にもかかわらず、無類の強さを見せた。序盤は様子をうかがいながらの戦いだったが、相手の右ミドルをキャッチし、右ストレートを顔面に打ち込み寝技の展開に。アームロックから腕十字固めへの移行で見事タップを奪い、一本勝ちをおさめた。
中井は試合後、リング上で「私が格闘技を続けられるのは、ファンの皆様のおかげです。ありがとうございます。今台風で被災されている方にお見舞い申し上げます。なんとか頑張って、元気を出して下さい。日本はひとつです」とコメントした。
◆中井 りん(なかい・りん) 1986年10月22日、愛媛生まれ。32歳。柔道をバックボーンに2006年「パンクラス」で総合格闘技(MMA)デビュー。10年に女子総合格闘技団体「VALKYRIE」においてプロデビュー以来9連勝で初代女子無差別級王座を獲得。12年には「女子バンタム級クィーン・オブ・パンクラシスト」に輝いた。14年に、MMA17戦無敗の戦績を引っさげて米国最大の総合格闘技団体「UFC」参戦。実力者ミーシャ・テイト、レスリー・スミスに敗れ2連敗となった。2016年7月パンクラスで日本復帰を果たし、同年12月RIZINに初参戦。村田夏南子からバックチョークでタップを奪い完勝した。
10/22(火) 15:20配信スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000092-sph-fight
画像 ポーズを決める中井りん
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Source: 筋肉速報
“ヱロツヨ”中井りん、前日の出場決定もタイ人ファイターを圧倒「格闘技を続けられるのは皆様のおかげです」