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【格闘技】堀口恭司が勝利を得た重要ポイント。朝倉海は「パニックになっていた」

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1: 以下、名無しで筋肉速報がお送りします 2021/01/02(土) 19:04:22.87 ID:CAP_USER9

2020年12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催されたRIZIN.26。1年を締めくくる大会にふさわしい好試合が続出したなかで、メインカードの朝倉海と堀口恭司によるバンタム級タイトルマッチは、日本中に大きな感動を与えた。

 両者は昨年8月にも対戦し、朝倉が1回1分8秒でKO勝利。しかし今回は、右膝の大ケガから復帰した堀口が1回2分48秒の劇的KOでリベンジを果たした。この試合の勝敗を分けたポイントはどこなのか。2000年代にPRIDEなど総合格闘技の世界で活躍した大山峻護氏に、大会を振り返ってもらった。

――まず、朝倉vs堀口戦を見た率直な感想を教えてください。

「コロナ禍でネガティブな気持ちになってしまった人が多い中で、今の格闘技界にできる最高のカードを見せることができたのは、とても大きな意味があったと思います。格闘技が多くの人に勇気や力を与えられることを教えてくれた試合でした」

――2019年8月以来の再戦に臨む2人のメンタル面について、大山さんはどのように見ていましたか?

「2人とも最高の状態だったのではないかと思います。まず朝倉海選手は、前回の堀口戦のあとに『まぐれじゃないか』という声も聞こえてきた中で、それ以降も実力者を次々と倒して強さを証明しました。試合を重ねるごとに自信を深め、最高の状態を作っていたのではないかと思います。

 一方で堀口選手は、前回の敗戦時のインタビューで『よかったんじゃないですか。これでまたイチから強くなろうって感じです』と発言したのを聞いた時から、『常人のメンタルではないな』と思っていました。それまで積み上げたものを、当時は”期待のホープ”という印象だった朝倉選手に奪われる屈辱を味わったあとに、飄々(ひょうひょう)と、他人事のように受け答えができるタフさ。普通の選手にはできないですよ」

――今回の試合に向けても、気負うような様子は見られませんでしたね。

「今回の対戦が決まった時のインタビューでも、『負けてしまったものは仕方ないので、やり返します』と淡々と答えていましたが、これは無理をして言っているわけではなく、自然と出た言葉だと感じました。彼の揺るがないメンタルは、例えば、野球のイチロー選手などのような超一流選手に匹敵するレベルだと思います」

――今回の試合内容についてですが、距離の探り合いの中で、堀口選手はカーフキックを多用しました。この展開は予想していましたか?

「堀口選手は距離を詰めてテイクダウンを奪いにいくのかな、と思っていました。彼の頭の中にはその戦略もあったようですが、カーフ(すね)へのローキックを狙い、じわじわと圧をかけていった。試合後のインタビューで、『リング上で朝倉選手と対峙した時に変えた』と言っていましたが、これはすごいこと。いくつか戦略は用意していたでしょうけど、その場で変更できるのは一流選手の為せる業です。

 心配されたケガの影響もまったく感じなかったですね。カーフキックもしっかり踏み込んでいましたし、フィジカル面の調整も見事としか言いようがありません」

――これまでの試合とは違う戦い方だったのでしょうか?

「まったく違う戦い方でしたね。それまでの堀口選手は、距離を取りながらリング全体を使い、相手の隙を見て一気に踏み込んで力強いパンチを当てにいく戦い方をしていました。しかし今回はカーフキックを使う戦略で、堀口選手陣営は予想以上に手応えを感じながら試合を進められたはず。一方で、朝倉選手にとっては予想外の攻撃だったのでしょうし、パニックになってしまったように見えました」

https://news.yahoo.co.jp/articles/c7f6263fb5f818b3b5e6b275f2351c98f01c3c14
1/2(土) 17:00配信


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Source: 筋肉速報
【格闘技】堀口恭司が勝利を得た重要ポイント。朝倉海は「パニックになっていた」